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食い放題
松井 潤子は昼食を悩んでいた……
この辺の食べ物屋さんは殆ど何度も入った店……たまには新しい店に入りたい…
潤子は裏路地に入った…
一本中に入るだけで…まるで人がいない…
やっぱり表通りに行こう…
潤子が次の路地まで来た時に……何故か並ぶ食べ物屋さんを見つけた…
『何……何屋さん…？』
潤子は最後尾に並んで初めて店の看板を見た……
焼肉本舗 ハラパンパン
店名を見て潤子はプッと吹き出した……滑稽な名前…しかし味は確かな様だ……この行列が証拠だ…
しかし……昼の休憩は限りがある……潤子が時計を見ると１２：４５分……もう食べる時間はなかった…
残念……また今度だわ…
潤子はコンビニでパンを買い会社に戻った……
夕方……潤子は同僚の濱田 つぐみに食事をしないかと誘われた……
『うん……あっ！ねぇねぇ…あたし昼間行列の出来てる焼肉屋さん見つけたの……帰るだけなら……行かない？』
つぐみは少し考えた……
『ん……まっ…いっか！彼氏と夜にちょっとだけ約束してるけど、ブレスケアで誤魔化すわ！』
二人は笑った…
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