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二人は焼肉屋に向かった……やはり行列が出来ていたが、最後尾に着くとつぐみは言った。
『何かチョー旨そうじゃない?』
『うん…楽しみぃ……』
30分程して二人は店内に入った…
入口にはやたらと、この店のルールが書いてあった……そして署名……
潤子は文章を読んで眉を潜めた…
焼肉本舗 ハラパンパンのルール……当店は食べ放題飲み放題…お客様がトレーに好きなだけ食材をめしあがれます……しかし……一度トレーに乗せた食材は必ず完食願います……もし残された場合は、めしあがった分の料金を頂きます。
『ようするに……昔流行った、若い子向けの焼肉チェーンと同じシステムだね。』
つぐみは言った…
『どうするぅ…?やめる……違うお店にするぅ…?』
潤子の問いに、つぐみは自信ありの顔で言った…
『やってやるわよ!食ってやるわ!』
潤子は笑うと受付の紙にサインした…
店内は……肉の山が到る場所にあり……フルーツ…ドリンク等が豊富に見えた…
『さぁ…!食べよう潤子!』
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