食い放題

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まず二人は近くの山から適当な料をトレーにすくった… 『取り合えず……これだけにしよう…』 つぐみの言葉に潤子はコクリと頷いた… 席に戻りテーブルの網に肉を置くと…ジュー…という音と煙が登った… 『それでは……いただきまーす!』 二人は口に運んで止まった…! 『旨ぁぁぁい…!』 二人はあっと言う間に平らげると……更にトレーに肉を乗せた…… ガラガラガラ…… 暫くして台車が運ばれると……今までの肉を下げ…新しい肉が山積みされた。 『よしっ!潤子行こう!』 二人はまた大量の肉をトレーに乗せると焼いた… ジュゥゥ・・・ つぐみが待ちきれずに口に運んだ……潤子も少し遅れて口に入れて固まった… 臭い…… つぐみは潤子を驚いた顔で見つめ……口を動かしていなかった… 潤子は必死に噛んだ… ガブッ…… ジュル…… 生臭い…獣の臭いと…苦く臭い汁が口の中に広がった…… 『ゲェェー・・!』 潤子より早く…つぐみは吐き出した…
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