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つぐみは席に戻されると店員が言った……
『32万円払えますか……?』
潤子は首を何度も横に振った……
『なら肉を食べて下さい……』
店員は屶でつぐみの指を思い切り叩き付けて切断した!
『ウギャァァァァァ・・・』
鮮血が潤子に飛び散ると店員は、今落とした指を網に乗せた……
ジュゥゥ・・・
『さぁ…食べたらチャラですよ……』
店員は恐ろしい笑みをした……
『た……べて…………じゅ……ん……』
つぐみは青い顔で言った……
これを食べたら……帰れる……
『はぁ… はぁ… 』
潤子は震える指で箸に指を挟んだ……
ガブッ…… ゴリ……
気味悪い感触……しかし……飲み込むんだ……飲み込めば………この悪夢から解放される……
ゴクッ……!
『ヒャハハハ・・・食った…よく食えました……先ずは二万円消却しました!』
二人は唖然とした……
潤子はフラフラと店を出た……
あれから何時間経っただろう……
『ウッ………グェェェェェ・・・』
嘔吐した液体の中には………髪の毛や………目玉……指……耳があった……
END
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