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翌日……亮子はまた電車に乗っていた……
次はぁ… 浜町…
ガァァ…
亮子は眉を潜めた……それは…あの昨日の女が乗って来たからだ……
浜町から乗るんだっけ…？
亮子は注意深く女の同行を見つめた…
女はキョロキョロと落ち着きなく座席に座った…
何を探してるの…？
女は席を立つと…移動した……
女の座っていた場所はやはり濡れていて異臭を放っていた…
『臭い！何だこれ！』
車内はパニックになった…
女は一人の男の後に立つと…薄笑いをしていた…
『何なの……？あの人…』
次は… 東大島…
男が降りると不気味な女も電車を降りた…
確か… 昨日は住吉で降りたのに…
亮子は不思議な顔をして…また窓ガラスを見た…
翌日のニュースで小さな見出しで東大島で切り裂き魔が現れた記事があったが…亮子は気にしなかった…
そして…
ガタン… ガタン…
亮子は疲れていた…
プシュ……
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・
あの女だ……！
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