4927人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうかなぁ……旦那とのセックスがめんどくさくなってたら、外で済ませてきてって思うかもしれないじゃん。その場合は私より若くてきれいな女にしてほしいな……。
なんて、わかんないよ。結婚したことないんだから」
「ヤダー由実さん……。工藤さんは?どう思います??」
「マスターとしての工藤さんは、まどかちゃんを推します。
でも、男・工藤謙吾としては、由実ちゃんのような女性とぜひ、めぐり逢いたいなと……」
「ヤダー。工藤さんまで頭おかしいですっ!!奥さん愛してないんですか?」
「もちろん愛してるよ。でも俺由実ちゃんも愛してる」
「アリガト工藤さん。あたしも愛してるっ」
「イヤッ……大人の会話……。私、そんな大人になりたくない……」
「あんたはいいから」
「由実さん、今そんなことしてるなら、森さんとヤッちゃえばよかったのに!!」
「なんで、そうなるのかな?」
「だって、やってることたいして変わらないじゃないですか!!」
「違うわよ。ばか全然違う!!」
「うん、それは違うんだよなぁ。まどかちゃん」
「なによ……二人して……。工藤さんビールおかわり!!」
「はいはい。由実ちゃんは?」
「じゃあ、私をイメージして何か作ってください」
「出たぁ。今、それ言う人あんまりいない」
「そうなの?」
「由実ちゃんか……芋焼酎ロックでよろしいですか?」
「……好きだけど、それが私のイメージなの?」
最初のコメントを投稿しよう!