始まり

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夜の雨の中一人の男が濡れながら歩いていた。 雨か……血を飲んだ後に洗い流すのにちょうどいいな…。 ふと、笑い鋭い牙が光って見えた。 暫く、歩いていると大きな建物に目が入った。 ここは…… “特殊人体研究所” はっ。 俺が入ったら、体をいじられかねないな。 と去ろうとした時。 ーーたす……けて………ーーー 雨の中で消えそうな声だったが男の耳には聞こえていた。 男:助けて? この声は…少女か? 男は再び建物を見て、建物に向かった。
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