ある日の事 ムクツナ

5/5
前へ
/36ページ
次へ
と、まぁ、料理が出来た訳だ。 何を作ったかは、各自で想像してくれ。 「…うまいか?」 ちょっと心配だったりする。 自信がない。はっきり言って。 一口食べた骸は、何も言わない。 「おい、しい…です。」 はー…良かった。 それにしても、何だその話し方。 つまりまくってるじゃねぇか。 「何か、こういうの新婚さn「それ以上何も言うな。」 思ったけど。 思ったけどさ! 料理作ってる時に思ったけど!! 「…可愛いですね…綱吉君は。」 ナッポーめ…。 何だその笑顔は…。 「可愛いのはお前の方だよ…。」 「え?何か言いました?」 「何でもないよ、バーカ。」 「Σ〓 ガンッ」 いつもの様に家を出た。 いつもの様に骸がいた。 今日は「おはよう」って言ってやった。 骸は少し驚いたみたいだったけど、すぐに嬉しそうに「おはようございます」って返してきた。 今日から、これがオレの日常。 ―ある日の事―end. .
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加