2368人が本棚に入れています
本棚に追加
「誰?」
「沖田総司と言います!よろしく!」
「僕は樹倉魅胡」
「貴女が鬼人かぁ!何で女子なのに僕って言うの?」
(総司この野郎…!!)
魅胡の手を取る沖田に藤堂は嫉妬していた
「貴方には関係無いよ。僕は僕」
「むぅ~どうしたら私って言うの?」
「別に良いでしょ?僕の刀は何処?」
「貧血がまだ治ってねぇ餓鬼が何言ってやがる」
「餓鬼で結構。早く僕の刀を返してよ」
刀を返すよう催促するが土方は頑として刀を返さなかった
「あの刀僕のなんだけど」
「刀を返したら此処を出て行くだろ?お前は此処に足を踏み入れたんだ。そう簡単に出て行かせるか」
「此処に居る必要も無いのに何で居ないといけないの?それに僕はある奴を探してんの」
「ある奴って誰だ?」
「誰だって良いだろ?」
藤堂がそう言うが無表情で言う魅胡
「何で教えてくれないの?もしかしたら私達が知ってる人かも知れないでしょ?」
「自分で探すから良い。それにそいつの情報は僕の耳に届いてる」
最初のコメントを投稿しよう!