始まり

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…………歴史資料館内 一刀 「へぇ~~~っ!また立派な資料館だな」 及川 「さすがフランチェスカと言うこっちゃな。どんだけ金かけとんねん」 一刀 「何億って掛かってるんじゃね?」 及川 「やろうな。そのくせ俺らの授業料はそこまで高くないし。……裏で悪いことでもやってんちゃうか」 一刀 「悪いことって……例えばどんなだよ?」 及川 「そやな。例えば……地下室に設置された調教ルームで、フランチェスカの女子生徒たちが夜な夜な調教され、資産家や悪徳政治家たちの餌食に……とか」 一刀 「それなんてエロゲ?って言えば良いのか?」 及川 「ええやん、ネタやねんしぃ~♪」 一刀 「はぁ……ホントおまえって、頭の真ん中のめちゃくちゃ大切なパーツのネジが、一本だけ緩んでるって感じだよな」 及川 「褒めても何もでーへんで~♪」 一刀 「誉めてねぇよ。……それより少し静かに見て回ろうぜ。警備員が睨んでやがる」 及川 「おーけいほーけい。んじゃ適当に見てまわろか」 一刀 「………」 及川 「………何よ?」 一刀 「いや。つまんねーこと言うな、と」 及川 「……冷静にツッコまれると恥ずかしくなるから止めて……」 珍しく顔を赤くした及川と共に、陳列されている古代の武具やら掛け軸なんかを見て回る
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