孤独な私

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誰も分かりやしない..... 孤独な月の悲痛な叫び....悲しみの涙を流していること..... 孤独な私だけが知る.... 孤独な月の心.... 孤独モノ同士惹かれあい、満たす手段を考える..... 満たしたいと想う..... 孤独モノ同士だけが分かる...... 孤独な人の心が.....月の心が....... ああ....いつまで想えばいい...? いつまで耐えればいい......? いつまで....月を独りぼっちにさせればいい...? 手段を知らない.... 術を知らない...... 遥か遠くにある月をただ眺め、届かない想いを口にするだけ.... 強く想えど…この気持ちは、想いは伝わらない.... 空を飛べれば....孤独な月に行くのに.... ずっと....傍に居るのに...... どうすれば....この気持ちを伝えられる....? ただ、ただ.... 残酷な神に願えばいいの.....? 早く....早くこの気持ちを..... 孤独な月に....伝えたい.....“一人じゃない....あなたには私が居る...” “ずっと、傍に居るから” ........この気持ちを伝えたい.....
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