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私は家族の理由で、転校しなければならなくなった。
理由は両親が外国に行くため一人だと危ないとかで、寮がある女子校に行くことになった。
電車に揺られ4時間・・・そのあとバスで3時間と目的地に着いたら、もう夕暮れだったが
「わっふー。大きいですねー。」が第一声だった。
その面積が東京ドーム2個分
そんな女子校の名前が・・・神百合学園・・・(何て言う学園?)その時まだ私は百合と言う言葉の意味を知らなかったのです。
と校長室を探して学園の中をさまよって角を回るといきなり人が・・・
ドーン
「「きっ」」
ぶつかってしまった。
しりもちを着いている私を彼女は
「すまない。考え事をしていたので・・・」
彼女は徐々に声が小さくなり、顔が赤くなってきた。
「あの~どうかしましたか?」
と立ちながら私は聞いてみた。そしたら彼女は
「大丈夫だ!ところであなたは、この学園の生徒か?」
と顔を赤くしながらも聞いていきた。
「はい。来週の月曜日から2年生から転校しにきた。春野 桜花です。」
「私はこの学園の副会長の雨原 皐だ。皐と呼んでくれ。」
彼女は・・いや皐さんは私にそういってくれた。
「ではまた明日な桜花さん」
とどこかに行こう(逃げよう?)としていた皐さんに私は
「あの~皐さん」
「うん?なんだ?」
「校長室どこですか?」
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