コメ祭り。２

ラブ米

ぼくは目を覚ました。

窓からの光が力強く差し込んできている。

重たいまぶたを懸命に開き枕元の目覚まし時計に視線をやる。

時間は６時５０分。

目覚ましが鳴るまであとも十分ある。

低血圧なぼくは苛立ちながら窓に背を向けて再び眠りにつこうとした。

カーテンを開けたまま寝てしまったのか――――

うっとおしい。