始まり

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勢い良く抱き付いたせいで男の人…寮管は倒れてしまった。 「ってーな! お前のせいで俺が倒れたじゃねーかよ!」 「あれっ?お客さん?」 「無視かッ!!」 「あ、の…僕は新入生の柴咲 輝羅です。」 「お前やっぱり新入「僕は三年生の柳 良弥(ヤナギ ヨシヤ)よろしくねっ☆」 寮管が何か言おうとしてたのを良弥先輩がさえぎった。 「チッ…また猫被りやがって。柴咲だったか?こんな奴には気を付けろよ!」 「なに可愛い新入生に変な事吹き込んじゃってんの? そんな事言っちゃダメでしょ?」 栗色の髪に優しい印象だった良弥先輩は さっきとは打って変わって物凄い形相で寮管に向かって言った… _
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