第一章 開幕

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  『ひとつだけ、願い事を叶えてあげるよ』 『言ってごらん?君はなにを望むんだい』 果たしてそれは悪魔の囁きか、はたまた天使の導きか。 ほんの少しの興味と好奇心で、簡単に足を踏み入れてはいけなかったのだ。 しかし、そんなことさえもう遅い――― 『さあ、君の物語が始まるよ』 私は再び"私"として生まれ出る。  
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