力を解放された古代の宝具

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「……ふぅ…これぐらい溜まれば充分だろう…」 鬼神刀が禍々しい光を放ち辺りを照らします 「そろそろ始めるとしよう… 今日で幻想郷は滅びる…新年をこさずにな…」 鬼霊は鬼神刀を手に祠からでていった 幽々子に頼まれ妖夢は木陰から祠を監視していた 「力を溜め終えたようですね…幽々子様に知らせなければ」 「その必要は無い…」 「なっ!!いつの間に!!」 「いや…こうに言うべきか… お前は知らせる事はできない…何故なら…此処で死ぬからだ!!」 ガキン!! 「くっ!!なんて力!! でもはじけないわけでもない!」 カン! 「やるな少女よ…」 「長引かせれば私が負ける…なら先に斬るぞ!スペルカード!断命剣『冥想斬』たぁぁあ!」 ガシッ 「なっ!?」 「ぬるい…刀とは…こうやって使うのだ…鬼刀『人斬り』」 ズガァアン!! 「キャアァ!」 ガキンッ! 「何者だ?」 「私?私は通りすがりの吸血鬼よ」 「レミリアさん!」 「みんなに伝えに行きなさい!ここは私が受け持つわ!」 「感謝します…きおつけてくださいね…」 シュバ! 「少女よ其処を退け…邪魔だ」 「私に対してその口のききかた…死にたいのかい?」 「……いいだろう…退かぬと言うなら…力尽くだ!」 「甘く見ると痛い目見るわよ?スペルカード! 紅魔『スカーレット・デビル』」 ズガァン! 「やるな少女よ…なら私も本気を出させてもらおう…」 ゴゴゴゴ… 「な、何なのよこの気! 面倒になる前に倒すわ!てやぁあ!」 ガキン! 「フフフ…くらわぬ」 「え!?皮膚が鉄みたいに堅いじゃない!!」 「私を甘く見るなよ?さぁ次で貴殿は死ぬ…スペルカ…」 ドガガガガ! 「またしても邪魔者か!!」 「助太刀にきたぜ!」 「魔理沙!」 「さて!いっきにいくぞ!」 「わかったわ!」 「まとめて葬り去ってやる…」
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