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そのまま楽屋へと向かう。
春日も無言ですぐ後ろをついてきた。
「はぁーーー…」
溜め息をついて椅子に座る。
少し離れたところに春日も腰をおろした。
――ついさっきの光景が蘇る。
同時に1年半前の辛かったあの頃の記憶も蘇ってきて、ぐちゃぐちゃに混ざった。
気持ちが混乱して、髪をかきむしる。
…ドクンッ
急に動悸が激しくなるのを感じた。
まだ大声で叫んだのを引きずってるのかと思ったが、胸に手を当てるとドクッドクッとますます速くなっていくのがわかった。
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