はじまりは不意に 大鳥

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――春日。 気づいてたのか。 いつからわかったんだ、俺のことなんて見てなかったんじゃないのか。 言いたいことはたくさんあったが、だるさのせいで言葉にならない。 もういいや、と思った時、ふと気づく。 春日は俺のことを見ていた。 いつから――…? なぜだかはわからない。 心なしか、体温が上がった気がした。
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