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栄二 「おぉ……スゲー!!」 高校生にもなって、何馬鹿みたいにはしゃいでいるんだ……と言いたいが、栄二はXを買ってもらうのをかなり待ち望んでいたのだ。 小学生が入学式の時に、初めて校門をくぐった時のような感じ……と言えば分かるだろうか。
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