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「監督、こっちですよ」
スタッフの子に導かれるまま、後を歩く。
カウンターの前を通った先に、その個室は有った。
談笑している佐藤に近付いて驚かしてやるか…
ふふっ、どんな表情するか見ものだ。
「あ、鈴井さん…」
なっ!?
先に気付かれた…orz
「…よお、お疲れさん」
「何か、ありました?」
佐藤は遅刻魔で遅刻する度に俺がどやしていたのもあって、俺の顔色には敏感になっている。
こんな下らない事で動揺している時でさえ…
「別にー?」
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