空が見た雲
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「!!」 澄んだ春の風が泣き濡れた私の頬をなぞった。眼下には桜並木が広がり、淡いピンク色が青い空に映えていた。 「もう少ししたら満開になって、雲みたいに見えるんだ。綺麗だろ?」 「うん…すごい綺麗」 私はしばらくその広大な景色に見とれていた。 「ここ、俺と空の秘密の場所だったんだ」 「…知らなかった」 こんなに素敵な景色を二人だけの秘密にするなんて…そう思っていると、翔が続けた。
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