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シキはそう言うと
ハチ公がいる方に
歩き始めた
ネクもしぶしぶ
それに着いて行った
しかし
いきなり壁に
ぶつかった104の
時と同じ壁が
二人の前に
立ちはだかった
「っつぅ‼」
「うそ❗進めないの⁉⁉」
「(今日はここに閉じ込められるのか…)」
「どうしよう…このままじゃクリアできないわ…」
シキは弱音を吐いた
ネクは
「(コイツいつもこればっかりだな…)…なんでだよ」
「だってハチ公はこの先にあるんだもん…」
それを聞いてネクは
考えた
「(だったらなんとかここからぬけださないとな…昨日も壁はあったけど通れるようになった。なにか法則があるのか?)」
「ねぇ…どうする?」
「…………」
「ぼーっとしてないでネクも考えてよ❗」
ネクはいらいら
しだした
まるで自分が何も
考えていないかの
ように言われた
からだ
「(今、考えてるだろいちいち話しかけるな。集中できな…あれ?)」
「…………」
ネクがふとガード
近くに目をやると
そこには赤い
パーカーを着た
男が立っていた
ネクがいきなり
一点を見出した
ことに不審に
思いシキが
声をかけた
「ネク?どうしたの?」
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