私を殺さないで

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「えっ⁉何いきなり❗」 「(先に進むための条件か?)」 「ノイズを倒せって…どこにもいないじゃない❗」 たしかにシキが 言う通り周りには なにも見えない しかし それは現実世界 ならである 「この世界は目に見えるものがすべてじゃない」 「行っちゃった…なに、あの人感じ悪い…なんなの?」 赤いパーカーは それだけ言うと スタスタと もといた所に 戻って行った 「(アイツの素性は分からない…けどこのゲームの関係者ってことは確かだ…ということはヤツがまさか…だからスキャンできなかったのか?………)」 ネクはバッジを 眺めながら考えた 「(スキャンをすると普段見えないものが見える…ってことはノイズも……)おいノイズを倒すぞ」 シキにそう言った しかしシキは 困惑した顔で 「え…でもノイズはどこにいるの?ノイズなんてどこにもいないじゃん?」 「スキャンすれば分かる」 「う~ん…ほんとかな?よし❗それじゃさっそく…って…そういえば昨日からちょっと気になってたんだけど…ネクずっとそれだけで戦う気?ほかにもバッジ持ってるでしょ?」 今度はネクが 不思議な顔をした 「バッジ?」
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