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君の手を、僕だけが掴めて。
その眼に、僕だけが映って。
君には僕しかいない、そんな風になったらいいけど
実際はそんなことがあるわけなくて、
やろうとする、勇気もないから。
素直に人を愛して、
人に愛されてた君だからこそ、
僕は君を好きになった。
素直になれなくても、
どんな事があっても、
君だからこそ好きだった。
純粋に君だけが好きで、
一途に、
一途に、
君だけを思ってきた。
だから僕は思うんだ、
悲しいけれど、君の幸せを。
君が幸せだって笑ってくれるから、
僕は何時でも頑張れて、
君が悲しそうにしてるなら、
僕は笑って欲しくて頑張った。
「君には笑顔が似合う」
なんて僕は言えないけど、
ずっと君を守ってきたのは、
笑顔でいて欲しかったからだよ。
素直に色んな事に喜び、
いろんな事に悲しんでいた君だからこそ、
僕は君を愛した。
胸の内が苦しくても、
裏切られたって、
君だからこそ愛し続けた。
純粋に君だけが好きで、
一途に、
一途に、
君だけを思ってきた。
だから僕は言うんだ、
悲しいけれど、
君に「幸せ」と。
本当に君だけが好きで、
一途に、
一途に、
君だけを思ってきた。
だから僕は送るんだ、
君に、幸せになってほしいから。
最後まで言わない事にするから、
少しだけ、
泣いてもいいかな？
そしたら僕は大丈夫。
笑顔で君に、
「お幸せに」と言えるから。
君には、幸せになって欲しいから………
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