時は2年前に遡る…

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どうにかこうにか間に合った4人。 入学式が始まった。 只今校長の話である。 信長『新入生諸君…入学ぅおめでとう。以上』 短かった。 とてつもなく短かった。 次は新入生代表者の挨拶である。 ステージに上がり深呼吸。 元親『あいつが伊達政宗か…なんかイメージと違う』 ステージ上の政宗を見て呟く元親。 元就『当たり前であろう。貴様が変な妄想をしているからだ』 それが隣の元就に聞こえていたらしく、冷静な突っ込みをされた。 元親『それにしても綺麗なやつだな…』 元就『地味なガリ勉野郎よりは確実にマシだ』 元親『う…』 政宗『…新入生の挨拶とさせていただきます。代表、伊達政宗』 拍手が飛び交い、政宗はステージを降りた。 こうして入学式が終わる。 教室に行くと沢山の視線を感じた政宗。 目が合うとクラスメイトが次々失神していくのは何故であろう。 そんな中… 幸村『政宗殿ぉ!!同じクラスでござるな』 政宗『幸村か』 佐助『俺様もいるよ』 政宗『名前は?』 小十郎『猿です。政宗様』 佐助『いや、猿じゃないから。猿飛佐助だから』 こうして天国とも地獄とも言えぬ不思議な3年間が幕を開けるのであった。
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