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時同じく、校門にて
元親『お、元就!!高校も一緒かぁ。良かったぜ』
元就『うるさい。ついてくるな』
政宗達の他に遅刻組がいたようだ。
丁度校門を潜ったところ。
元親『つれねぇなぁ…ダチだろ?』
元就『貴様などダチにした覚えはない』
この2人は中学生からの付き合いである。
元親『そういや新入生の挨拶お前じゃねぇんだよな…いやぁ、上には上がいるわ』
元就の中学生時の成績はトップだった。
それを遥かに越える秀才がいるということに元親は驚いている。
元就『…貴様、口を慎め。さもなくば斬る』
元親『なんだぁ?一番とれなかったことがショックだったのか?』
元就『口を慎めと言っているのがわからんのか?』
スウーと目を細める元就。
元々目付きが悪いためやはり睨まれると怖い。
元親『確か…伊達政宗だったっけ…どうせ地味なガリ勉野郎だろ』
元就『興味ない…』
静かに言うとそのままスタスタと体育館へ歩いていってしまった。
元親『ったく…だからオクラなんだよ…』
元就に聞かれないよう小さい声で呟き、後を追った。
それと行き違いに、小十郎と猿飛が校門に現れる。
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