時は2年前に遡る…

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小十郎『まだみてぇだな…』 佐助『遅いねぇ…』 と、その時。 幸村『ぬぅぉぉお!!』 政宗『いや、黙って走ってくんね?』 幸村と政宗がようやく到着した。 小十郎『政宗様!!』 佐助『旦那!!』 両方の待ち人が両方とも来た。 佐助『旦那…遅いよ』 幸村『済まぬ。道に迷ったでござる』 佐助『もうすぐ始まっちゃうよ。行くぜ?』 2人が体育館へと行こうとした瞬間… 小十郎『何事ですか!!』 怒鳴り声が聞こえ、小十郎の方を見る2人。 小十郎『入学式が大幅に遅れているから良いものを…貴方は代表者として挨拶をする身なのですぞ?』 目が怖い小十郎さん。 これじゃまるでヤクザ… 佐助『へぇ…あの人が伊達政宗かぁ…ってそうじゃなくて、ちょいと止めなよ』 幸村『そうでござる。悪いのは某が道に迷ったから。政宗殿は助けてくれたんでござる』 政宗『お、お前ら…』 うるうる、キラキラした目で2人を見る政宗。 見られた2人が一気に鼻血を出したことは言うまでもない。 小十郎『今回は特別ですぞ』 政宗『OK。…行こうぜ小十郎』 小十郎『はっ』
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