プロローグ

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世界は、三つに別れていた。 実界、天界、魔界 この内、天界と魔界は戦争をしている。 始まりは、6年前にさかのぼる。 ある有名な家族がいた。 ハーツ家 父 クリス・ハーツ 母 フレア・ハーツ 二人は、神軍イカロスの武術部と魔術部の隊長を勤めていた。 二人のコンビネーションは神軍最強と、伝えられ周りの人たちからも信頼されていた。 ある日、二人は結ばれ家庭を持つようになり、三人の子供にも恵まれた。 10才になる、双子 長男クロス・ハーツ 長女リナ・ハーツ クロスは武術、リナは魔術の才能に恵まれ、周りの人たちから「奇跡の双子」と、呼ばれるようになる。 そして、まだ0才の次男 ソル・ハーツ ソルは「太陽の心」と、言う千年獣の心を宿して産まれてきた。 このように、ハーツ家はとても幸せに暮らしていた。 しかし、 突然、闇軍ダークブリッツが天界に攻めてきた、、、 クリス「クロス、リナ、ここに隠れているんだよ。」 クロス「父さん、母さん、俺も戦うよ!」 フレア「ダメよ!クロスとリナは、ここでソルを守るのよ。」 クリス「大丈夫!父さんたち勝ってくるから。絶対戻ってくるからな!」 クロス「わかった!俺、ソルを守るよ。」 フレア「そうよ、ちゃんと守るのよ。リナもね。」 リナ「、、、、うん。」 そう言って、クリスとフレアは、戦場に飛び出して行った。 一時間くらいたって、クリスとフレアは戻ってきた。 しかし、二人はボロボロの状態で戻ってきた。 クロス「父さん!!母さん!!」 クリス「うっ、、、クロス、、、ちょっとこっち来て、、、」 クロスはすぐ、駆け寄って行った。 すると、目隠しを付けられた。 フレア「それを、、、付けてなさい。」 そのまま、クロスは何も知らされずにある場所まで、連れていかれた。 クロス「父さん、ここどこ?」 クリス「クロス、、、すまない、、、」 そのまま、何かを胸に押し付けられた。 クロス「!!、ぐぁぁぁぁ!!」 クロスの胸には焼き印を付けらる。 クロスはそのまま気を失ってしまった。 フレア「さようなら、、、クロス、リナ、ソル、、、」 クリス「闇に負けない心に、強く育ってくれ、、、そして、この醜い争いを終わらせてくれ、、、」
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