――血-サクラ-散る――

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                         ある江戸の裏区域。                          そこには血に餓えた獣がいる                          「ぉ~い そこの優男。おまえみてェな坊が来るような場所じゃな~いよ?」                          あるヤクでやられた集団がある廃墟にいた                          「…………バーカ」                          「あ゙ぁ゙?てめ…………」                          男はもう言葉なんぞ発さない。                          ただの生無い死体。                          一瞬の出来事                          ある男は いや女は刀に手をかけヤクにやられた男の前を通り過ぎ                          見えなくなったところ                          ヤクの男は血の華をさかせ死んだ                          「………ザコになんかつきあってる暇なんぞオレにはねぇんだよ」                         
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