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さ「おしまいおしまい…
どうだったぁ?ままぁ」
お母さんは
ニッコリわらい
私のほっぺをなでた
母「素敵なお話しだね」
さ「うん!さらこのお話し大好きだよ!
さらもねたんぽぽになる」
するとお母さんは
私をギュッと抱きしめた、その体は…気のせいか震えていたような気がする
母「さら……絶対…
絶対幸せになるのよ?
強く生きてね…
たんぽぽのように…」
幼かった私には
母が、この時どんな意味をこめて
この言葉を残したかわ
まだわからなかった
その言葉を最後に
私は眠りについた…
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