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次の日
私が目を覚ますと
母が誰かにつれていかれそうになっていた
さ「まま!!」
母「さら!あっち行ってなさい」
怖い顔のおじさんが
ままをつれていく
幼い私でも
母が危ないと言う事だけはわかった
さ「ままをはなせー!!」
がぶっ!!
私は一人の男に噛み付いた
男「なっ!はなせくそがき」
どかんっ!!
幼い私は壁に叩きつけられた
母「さらー!!さらになにするのっ!…きゃあ!」
ばしん!!
母のほっぺが赤くなる
私はふらつきながら
また……何回も何回も
母を助けにいく
さ「ままぁ……」
ばしんっ!!
さ「ままをつれて行かないでぇー」
がしっ
小さい私は
片手でかんたんに持ち上げられ
男「お前ももう少し大人になったらつれてってやるさ」
どかんっ!!
母「さらーー!!!」
さ「ままぁ……」
私の意識きは
だんだん遠くなり視界もゆがみ暗くなる
部屋からは
誰もいなくなった
このままじゃ…
ままに…………
ままに一生会えない
ようなきがする……
さ「いや………だ」
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