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「人は知識をえるたびに成長するものなのよ!」
会長がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。
「ということで、文化祭の出し物をきめまーす」
「でたじのセリフに意味はあったのでしょうか~?」
「そこは気にしたらまけだぜ、真冬」
「そうよ、今回は文化祭の出し物を決めたいの!」
会長、それ冒頭のセリフの意味のなさを自分から暴露してますよ~
「出し物って言ってもねー」
これも一つの突っ込みなのかもしれない
「とりあえず全員の意見を聞いて、検討すればいいんじゃねえか?」
「そうだな、深夏の意見に賛成だ」
もっともな意見なので賛成しておくことにした
「ってことで、早速俺の意見からー」
「あー今回は杉崎の意見は全面的に却下だから」
会長、かわいい顔していっても言葉の意味は俺の全否定ですよ
「な、なぜですか会長!!、今回はすばらしい意見を持ってきたのに!」
俺はたまらず講義の言葉を送った
「じゃあ聞くだけ聞いてあげる」
「まず1つめは 生徒会メンバーの写真館を・・・」
「じゃあ次の意見ー」
ものの見事にスルーされてしまった。
「ぬぉぉぉぉぉぉ俺の意見がーーーーーー」
俺はあまりの悲惨さに床に倒れてとまった
「さて杉崎はほっといて次はー」
「はい、真冬が提案します」
「まあだいたい予想はできてるけど言ってみて」
会長の意見には少し同感だった
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