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「まぁ…やはりその金粉に煌めく蝶を施した牡丹色の着物は類に栄えますね…」
「えっ、そ、そんな…」
帰蝶はうっとりと見取れるようにして類を眺める…それに控えめに慌てる類にクスクス笑う帰蝶…
「ここを我が家と思い居なされ…良いな?」
と帰蝶は問い掛ける中どうやら此処は戦国時代だと言うのが解った類は何故こんな所に来てしまったのかと考えながらも帰蝶の言葉は素直に嬉しかったのだった…
しかし性格柄照れてしまいただ黙って頷くことしか出来ず上手く言いたい事が言えなかったのだ…
そして居場所が出来たというつかの間に類に一転が訪れたのだった…
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