お父さん…そのエロゲ私の

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「…おはよう昴」 「…お父さん、それ私のエロゲ」 そう、この男とは父である。さらにあろうことか私のエロゲを夜中にこっそりとやっていたのだ。 「お父さんだってこのエロゲしたかったんだよぅ!!」 何故か怒り出す父。 そんなにしたいなら自分で買えばいいだろう。 「だって美咲と結婚してからエロゲはもちろん同人誌すら買わせてくれないんだぜ?欲求のみ、ひたすら溜まっていくんだよ。わかるか昴?」 「でもたまに、深夜お父さんとお母さんの部屋から、ベッドの軋む音と微かに漏れる吐息が聞こえ―――」 「すまんお父さんが悪かった」 父、土下座。 そこへ眠たそうな顔で部屋に入ってくる1つの影。 「何やってんのあんた達、もう遅いんだから早く寝な…亮太、何してんの?」 父ピンチ!! だが助ける気はない。
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