ねぎねぎぱんだ

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優しく髪を撫でて 思いが届くようにね いつもの服を着せて 意地悪なふりをしてみる 小さい息の中で 変わらずに君としたいの 独りの声を聴いて 壊すa la carte 光と君と話しただけでも だからでもねこのまま 壊れて揺れてしまいそうだから ずっと傍にいさせて だからだから‥ たぶんでもね‥ 南の空を向いて 涙で沈むみたいな 強がりをちょっと見せて 退屈に少ししてたの 隣の部屋の中で 聴こえるの泡のノイズが 無機質な程恋は 怖くないからね だからだから‥ たぶんでもね‥ 優しいドアの傍に ミルクの糸を落として 繋がりを軽く拭いて 複雑な色の紅茶で 記憶の奥で引いて 倒れてしまいそうだね 錆びついた日の影は 気持ちいいからね 綺麗に撮れた君の顔だけで たぶんでもねいつもね 掴んだ手から零れ落ちていく 今日の種が見つめる 光と君と話しただけでも だからでもねこのまま 壊れて揺れてしまいそうだから ずっと傍にいさせて
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