高校2年生…夏

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相手高校とエールの交換を終えて、球場から出ると 地元の新聞社が号外を配っていた。     号外を手に取ると 『A商業高校 甲子園 悲願の初出場!!』という見出しが書かれていた。     何が起きたのか、わかっているつもりでも     あまりにもビックリしすぎて現実かどうかもわからなくなっていた。     この夢のような出来事が     アイツとの全てのはじまりだったんだ。     きっと…
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