高校2年生…夏

12/30
前へ
/193ページ
次へ
部活が終わった後は、同じ応援部の美歌と藍子といつも一緒に帰っていた。     「なんかビックリだよね!!甲子園なんて♪」     と藍子がキャハハと笑いながら言った。     すると美歌が     「あの時、新木さんが打ってくれたからだよ♪犠牲フライを!! 新木さんかっこいいよね!!」     と胸の前で手を組んで言った。     「確かに新木さんかっこいいよね♪私も思うもん!! ねぇ亜由実は??」     と私に聞いてきた。     「私は……」     言う直前に恥ずかしくなってしまった。
/193ページ

最初のコメントを投稿しよう!

140人が本棚に入れています
本棚に追加