高校2年生…夏

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「私に無料でバッティングさせてあげられる権限はないし 永井さんのアドレスも知らなくていいもん!!」     私はさっきよりも強い口調で言った。 すると岩崎は     「ちぇ…なんだよ。つまんねーの。」     そう言って、友達の所へ行ってしまった。     何なのアイツ!!     初めて岩崎と話したのに 彼の印象は最悪だった。     そして、甲子園へ出発する日を迎えた。     朝9時に学校に集合。     前の日の晩は荷物の準備や 甲子園へのワクワクとした期待で なかなか眠りにつけなかった。
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