3章 東部解放

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攻撃部隊は損害を受けつつも敵部隊にかなりの損害を与えていた。   艦隊もラファールやホーネットから発射された対艦ミサイルによりダメージを受けていた。   《対艦ミサイル、発射!くたばれボロ船!》 機体を離れたハープーン・ミサイルが敵巡洋艦へシースキミングモードで飛行していく。   『対艦ミサイル!迎撃急げ!』 『間に合いません!』 主砲が対空弾をばらまき弾幕を張る。 しかしミサイルはそれを擦り抜け向かってきた。 『CIWS、撃てー!』 CIWSが撃ちまくるが迎撃が間に合わず直撃。 『ミサイル被弾!各所で火災発生!』 『第2波、接近!近い!』 『CIWS、間に合いません!』 『伏せろ!』 すさまじい爆発が起こる。 対艦ミサイルや砲弾に引火。轟沈していった。   攻撃作戦は損害をうけつつも無事に成功し、運河の防衛能力を弱体化させた。   敵戦闘機は攻撃部隊の撤退した後もしぶとく飛来してくる。 ガルム隊の2機はそれらを次々と撃墜。 敵の抵抗が弱まったところでイーグルアイから無線が入る。 《全機へ、作戦完了だ。帰投せよ》 《了解!》   ピクシーが自機の前につく。 同時に無線が入る。 《よう相棒。まだ生きてるか?》image=50524862.jpg
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