3章 東部解放

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『艦隊の被害甚大!反撃は厳しい状況です!』 『敵機飛来!来ます!』 『直援機を呼び戻せ!』 『無理です!早くても10分!』   《敵空母を確認!爆弾投下!》 急降下したF/A-18Eが爆弾を投下する。 飛行甲板に命中し大穴をあける。 『甲板に直撃!火災発生!』 『弾薬庫に引火させるな!消火しろ!』 攻撃機はさらに飛来し対艦ミサイルを発射。 CIWSが数発を撃墜するが残りは命中し火災を発生させる。 『格納庫に命中!フランカーが吹き飛ばされた!』 『艦載機に引火するぞ!逃げろ!』 各所で火災をおこしたベルカ軍空母は戦闘能力を失っていた。 『第3区間、火災!』 『第1格納庫、破損!』 『司令!退艦を!』 『総員へ、遺憾ながら本艦を放棄する!総員退艦せよ!』 艦隊はすでに炎上した駆逐艦3隻が残っただけだった。   地上施設も爆撃と突入した艦隊の砲撃で壊滅。 残った兵士は撤退していた。   こうして損害をうけつつも連合軍はフトゥーロ運河の奪還に成功した。
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