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二人は直ぐに入り口で立ち止まった。そして、黒板に書かれた私の精一杯のメッセージを凝視している。そして、一瞬私が座っている方に視線を向けた。
その視線に、私の心臓は今にも破裂しそうな程激しく打ち付ける。これで私の名前を呼んでもらえる。あぁ~何ヶ月ぶりだろう。
私は、二人に対し瞬きする事も忘れ視線を送り続けた。
しかし、そんな私の淡い期待も一瞬にして打ち砕かれてしまった。彼女達の取った悪魔みたいな行動に……
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