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微かな光さえも当たらない場所に私はいる。ここがどこなのかもわからない。
私は一体どうなったんだろう……。
学校での存在はないに等しい。家に帰れば、私の名前を呼んでくれる温かい家族はいる。
何度となく両親にイジメの事を打ち明けようとはした。しかし、心配性の母親は私がイジメにあっていると知れば深く傷付くだろう。母親の涙なんて絶対に見たくない。
学校でどんなに辛い事があっても耐えてみせる。それが、私にとってのプライドだった。しかし、そのプライドは今にも音を立てて崩れそうだった。
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