第一章~私の存在理由~

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もうすぐ夏休み。 期末試験も終わりあの重苦しい空気は無く、教室内は活気に溢れていた。 「ねぇ、長い休みだしどこか旅行に行かない?」 「海にでも行こっか!!アタシ、この夏に勝負かけてんだぁ。男マジで欲しい!!ナンパされないかなぁ~」 「男欲しい~!!このままだと干からびちゃうよ」 私の耳にまで届く雑音にも等しい黄色い声。何も考えず本能のままに生きてるこの牝共が憎くて憎くて仕方ない。 
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