第一章~私の存在理由~

7/16

481人が本棚に入れています
本棚に追加
/263ページ
苦しいよ。 とっても苦しい。 無視される事がこんなにも苦しいなんて思っても見なかった。この教室内で私の存在は空気以下……。 イジメを望んでもそれすら叶わない。生き地獄だよ。私が一体何をしたって云うの? 「ねぇ……、何で私を無視するの?」 勇気を出して隣の席の子に問いかけたが返事は返って来ない。振り返ってもくれない。 私の存在をクラスにアピールする方法はないだろうか? ない頭をフル回転させ必死で考えた。
/263ページ

最初のコメントを投稿しよう!

481人が本棚に入れています
本棚に追加