派生・家族についての考察

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派生・家族についての考察

作中で国同士に「きょうだい」という関係性が見られるが、人間としての血縁関係を意味するものでは少なく、ほとんどは歴史的・政治的な関係を擬人化し、パロディとして表現した「義兄弟」である   【血縁関係を原作者から明言されていない例】 ・植民地と宗主国 アメリカとイギリス ・経済的援助と保護 スイスとリヒテンシュタイン   【血縁関係を原作者から明言されている例】 ・同一民族による複数の国家 ゲルマンとその息子(ドイツ)、孫(神聖ローマ)、その他(オーストリアなど) ・一国が分割されていた時期を持つ国 ロマーノとヴェネチアーノの南北イタリア兄弟 ・歴史的巨大国家のその後 ビザンツ帝国と息子のギリシャ 古代エジプトと息子のエジプト ローマ帝国と孫のイタリア兄弟その他   【その他】 ・売りに出されたのを買った スウェーデンとシーランド ・閨閥による領地拡大 オーストリアと以下多数   【考察】 現在のヨーロッパはヘタリア的に見るとローマ、ゲルマンの血筋が大半。アメリカやカナダが宗主国のイギリス・フランスに身体的特徴が似ている事から考えれば、ヨーロッパ組は根っこの方で血が繋がっていると考えられます。実際派生で見ればヨーロッパ組は祖先は一つの部族から成り立っている為、ヨーロッパ一族と表記しても問題はない筈です 実際アメリカが派生した際にイギリスとフランスがどちらの兄弟か争っていた描写から、ヨーロッパ一族の中でどの様に兄弟付けをするかは各国で自由に出来る様です。実際に直系であると名言されているのは上記にあるだけなので、日本でいう本家宗家をもっと血を薄くした様な関係なのかもしれないですね
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