第三章「守るもの」

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レイに差し出されたコーヒーを飲みながら、ティセラはふと言った。 「カレン。あなた入口に鍵をかけましたか?」 「え?鍵?・・・かけてないけど・・・?」 「そうですか」 「・・・なんで?」 ティセラは静かにコーヒーカップをテーブルに置いた。 「招かれざる客が入り込んでいますよ」 「え?」
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