第三章「守るもの」

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そこにいたのは、メイド服に、(カモフラージュ用なのかわからない)帽子をかぶった女の人がティセラが投げたナイフに捕われていた。 「だ・・・誰?」 「さあ・・・」 ティセラは何も言わず、ただ黙り込んでいた。 「お・・・奥様・・・」 その女性がティセラを見上げる。 すると後ろから、レーナの声が聞こえてきた。 「あー!!宮子(みやこ)さんだー!!」 レーナが手を大きく振った。
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