第三章「守るもの」

7/19
前へ
/87ページ
次へ
カレン達6人(レーナの子守役のルフォードも含む)は社長室に入り、会議(?)を始めていた。 「それで?あなたは留守番もせずにこんなところで何をしているのですか?」 ただでさえ迫力があるのに、いつもよりさらに強い調子で言った。 「は・・・はい。・・・その・・・先程も申しましたように、お嬢様に会いたい一心でして・・・ていうかさっきのお嬢様の笑顔がまたかわいくて・・・抱きしめたく・・・」 「ほう」 ティセラは呆れたように言い放った。 しかしすぐに目を伏せ、口元に笑みを浮かべた。
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加