第三章「守るもの」

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「さあお嬢様。宮子と遊びましょー!」 宮子さんが、ルフォードと遊んでいるレーナに近づいて行く。 「やっ!」 「え―――?」 一時停止・・・ 「レーナはルーちゃんと遊ぶのー!」 「お・・・お嬢様が私を拒絶したあぁー!!?」 なんだコレ・・・ 「嬢ちゃん?何を・・・」 レーナはくっついて離れなかった。 小さい腕でルフォードをしっかりとつかんでいる。 「ルフォードさぁぁ・・・ん」 宮子さんは恨みのこもった目でルフォードを睨みつけてきた。
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