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無責任じゃないですか・・?
『伊織家』
地表面積、ディズ〇ーランドの約半分あり、そこにドーンと建っている、どでかい館・・
悪の組織の本拠地である
『はっはっは✨今日もいい天気だな鈴蘭‼』
と、ドアを勢い良く開けて部屋に入って来たのは
伊織家の家主であり、悪の組織のボスである
『伊織貴瀬』(いおりタカセ)であった
「ご主人様、何ですかいきなり・・」
ソファに座り、お茶を飲んでいたメイド姿の少女は伊織の姿を見るなりげっそりとする
少女の名は
『名護屋河鈴蘭』(なごやかわスズラン)
「えぇえ⁉紹介短くないですか💦」
「いいではないか別にそんなこと」
ソファに腰をおろす伊織
「でもですねご主人様💦『花の女子高生』とか『ご主人様って言ってるのは無理矢理だし、メイド服着てるのも制服だと言われて仕方が無く着てる』とか言わないと勘違いされちゃいますって‼」
「そうだな、君の胸が洗濯板だとも紹介してもらったほうがいいな」
ぽんっと手を叩く伊織
「なっ❗失礼な‼少しくらいありますよ‼」
伊織、鈴蘭の胸を見るなりため息一つ、そして頭をかく。
「はぁ・・要するにだな鈴蘭」
「なんですかご主人様」
「原作を見ろということだ」
「・・無責任じゃないですか?それって💧」
「それを言われるとぐぅの音も出ぬな・・」
お茶うけのカキピーをつまむ伊織。
「・・ご主人様、カキピーにあわな💧❗」
「?・・そうか?」
伊織は成金で美形の優男だ、だか伊織はとにかく目茶苦茶な奴である・・理由は後ほどわかるので書かないが・・
「それより鈴蘭」
銀縁メガネをすっと上げ、犬歯を出しながら笑う伊織
「仕事だ」
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